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乗用車の一大勢力・コンパクトカー

コンパクトカー軽自動車と並び、乗用車のジャンルで一番の活気を誇るジャンルがコンパクトカーです。軽自動車のように規格を定めた法律もなく、トラック、バスのように見た目ではっきりと分かる特徴もないので明確な定義はないのですが、全長:4.20m前後、全幅:1.70m前後、エンジン排気量:2,000cc以下を、メーカー、メディアはコンパクトカーと位置づけているようです。つまり、ナンバープレートの5ナンバー車の規定とほぼ一致するのですが、排気量や全幅が多少5ナンバー車の規定を上回り3ナンバー車となっても、極端な違いがなければコンパクトカーとして取り扱っています。

コンパクトカー1990年代までのコンパクトカーは、免許を取得した人間が初めて購入するクルマとして、または少人数の家族や日常生活中心で使用する目的としたいわゆる「エントリーモデル」として日本自動車社会の発展に貢献してきました。しかしその分、価格通りの装備や性能しか生み出すことはありませんでした。

そして、21世紀を迎えた現在コンパクトカーを取り巻く状況は大きく変わりました。地球環境の悪化やエネルギー問題が目に見える現象として世界規模で語られ始められています。化石燃料を使い、二酸化炭素等の有害物質を排出する自動車も環境に即した変化を求められるようになりました。燃料を大量消費する大型車よりも環境に優しいコンパクトーが俄然注目を浴びるようになり、上のクラスに乗っていたユーザーがコンパクトーを購買対象として検討する動きが広がり、売り上げを大きく伸ばしたのです。利益を得られる事により、開発費が潤沢になり新型車が積極的に投入され、さらに販売台数が上昇する好循環となり、同時に競争がデザイン、走行性能、装備の進化を促し、結果的にコンパクトカーは僅かの時間でクラスを超える品質を身に付けたのです。今回は著しい進化を遂げるコンパクトカーを車種ごとにご紹介していきたいと思います。

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